Rocker(RstudioのDockerイメージ)使用時のGitHubアクセストークンの扱いについて
Rocker便利ですよね。簡単かつすぐにRstudioと必要なRパッケージが準備できます(ダウンロード時間がかかるくらい)。Rockerの詳細は,以下を参照ください。
さて,RockerでのRStudio利用はとても便利なのですが,GitHubを二段階認証して,リポジトリの操作にpersonal access token (PAT)を使っている場合,ほぼ毎回IDとPATの入力を求められます。一方,普通のデスクトップ版のRStudioだとIDとPATがどこかに保存されるようで,毎回の入力は不要です。私は複数のGitHubリポジトリを切り替えつつ作業をするので,これだと若干Rockerを使うのが面倒だなという気持ちもでてきます。ちょっと調べてみたら,以下にちゃんとまとめてありました。
詳しくは上の記事を読むのが良いのですが,すでにGitHubのPATをお持ちで,すでにRockerでGithubを使ったことがある人の場合は,以下だけで大丈夫です(なお,gitcredsとghは,usethisがインストールされていれば,入っています)。以下を実行すると,PATを聞いてくるので,貼り付ければ終わります。これで,GitHubとやりとりするときに,毎回IDとトークンをいれる必要はなくなりました。
gitcreds::gitcreds_set()
なお,設定の確認をしたい場合は,以下で確認できます。
gh::gh_whoami()