Paperpileを使った文献管理と論文執筆

文献管理ソフトとしては,EndNoteとMendeleyを使っていましたが,最近はGoogle Documentで論文や文章を書くことが増えてきて,Paperpileに乗り換えました。ブラウザ上でサクサク動きますし,基本的にクラウド上で動作するので,Mendeleyの時のようなローカルとの同期でヤキモキしなくても良いのがとてもよいです。また,Chorme拡張などを使うと論文の取り込みも簡単ですし,Google Scholarで検索すると,自分が持っている論文かそうでないかも表示されます。Google Documentで論文を書く人は是非とも使ってみると良いかと思います。

paperpile.com

使い方としては,Google Document上で論文などを書いて,Paperpileに登録した文献を引用していきます。もちろん論文のPDFが登録できるので,Paperpile上でPDFを読んだりコメントをつけることもできます。その後,Wordなどで提出・共有をもとめられると思うので,投稿形式に修正した上で,Google DocumentをWord変換して提出・共有する感じになります。まだ,PaperpileはWordに対応していないので,対応してもらえるとさらに便利になりますね。今後の開発予定を見ていると,iOSアプリが出たり,Wordに対応したりもしそうなので,いつもアップデートを楽しみにしています。

なお,Paperpileでは以下のようなアカデミア向けのブログも書いており,結構面白かったりもします。

blog.paperpile.com